マンゴー皮膚炎
2016年8月9日
先日、ご近所さんからマンゴー(沖縄産)をいただきました。
ちょっと大きな種を避けつつナイフで切って、さいの目に切れ目を入れて食べると
甘〜くて美味しいですよね。
そんなマンゴーですが、皮膚炎をおこすことをご存知でしょうか?
マンゴーは、実はウルシ科の植物なのです。
果皮に多く含まれるマンゴールといわれる物質がアレルギーをおこすとされています。
マンゴーを食べて1〜2日後に口周囲、手に水疱(水ぶくれ)を含む紅斑(赤み)丘疹(ブツブツ)が起こってきます。
ヘルペスができました!といって受診される患者さんの中にマンゴー皮膚炎の患者さんが隠れてます。
(うちのクリニックでだいたい一年に2〜3人くらいですね、たぶん)
マンゴーにアレルギーがある患者さんは、ウルシ・ハゼの木・カシューナッツオイルにも皮膚炎を起こすことがありますので注意が必要です。
僕は幸いにもマンゴーアレルギーがないので、美味しくいただきました!