トマトが赤くなると・・・
2016年7月9日
“トマトが赤くなると医者が青くなる”ということわざがありますが、
西洋のことわざが元ネタのようです。
西洋では“A tomato a day the doctor away”というみたいですが、
まあ言わんとすることは、トマトは体にいいのでトマトを食べると健康になって
患者さんが来ない⇒⇒⇒商売あがったり!で医者が青くなるという意味ですね。
画像は昨夜の我が家の冷蔵庫ですが、家内の実家(農家)からのトマトで野菜室が占拠されております。
ことわざにもあるように健康にいいとされているトマトですが、
皮膚科的にはときに問題を起こします。
柑皮症(かんぴしょう)という名前を聞いたことはありますか?
聞いたことないよという人でも「みかん食べ過ぎると顔が黄色くなっちゃうよ」っておばあちゃんに言われた経験がある人は多いと思います。
それが、柑皮症ですね。
みかんを食べ過ぎるとお肌が黄色くなるのは有名ですが、皮膚を黄色くする食べ物はみかんだけではありません。
βカロチンを多く含む食べ物(みかん・トマト・人参・海苔・パセリ・かぼちゃ・アンズ)をたくさん食べると
手のひら・足の裏・かお・爪が黄色くなっちゃうことがあります。
大人だけではなく、野菜ジュースが大好きな子供でも時におこります。
ま、黄色くなっても健康にはなんら問題なんですけどね。